「ありがとう」を使い過ぎる人に要注意【頼られすぎて困っている人必見】

前提として、人間関係を円滑にするために感謝をすることはとても大切なことだ。
私だって感謝されたら嬉しいし、モチベーションの向上に繋がる。
感謝してくれる人のために動きたいとも思うし、自分も誰かに感謝を伝えようと思う。
「どんな辛い状況でもまず感謝できることを探して感謝してみよう」
のような言葉を耳にすることもある。
そのくらい、感謝・「ありがとう」という言葉には力がある。

私が今回、話題にしたいことは、

『簡単にありがとうを使う人がいる』

ということだ。

簡単に言えば「ありがとうさえ言えば、なんでも許される」という考えをもっている人がおり、そういう人は、非常に危ないということだ。

例えば、何かしらの理由で誰かに迷惑をかけた人がいる。そのときに、周りがサポートしてくれたおかげで、その問題を解決できたとする。
そのときは、当然感謝と謝罪があるべきだと思う。
きっと、周りも快く許してくれるはずだ。

しかし、同じような状況で同じような理由で誰かに再び迷惑をかけるとする。
同じように、以前よりも真剣に感謝と謝罪をすることで周りも受け入れてくれる。

これが何度も繰り返されるとどうだろうか。
「この人は、人に迷惑をかけてそこから何も反省せず、改善しようとしない人だ。」
「ありがとうさえ言えば何でも許されると思っている。」
「私たちのことをなめている」
と思うだろう。

周りだって、迷惑をかけられたことを良く思っていなかったはずだ。
それでも、善意でフォローして貢献できればという思いでの行動だったはずだ。
それを踏みにじって、ありがとう、今回も感謝しているよ、と言われても、その人の「ありがとう」には価値が無い。

そういう人に対して、「助けてあげないと」となりすぎる必要はない。

そういう人には怒ってもいいと思う。
直接怒りを伝えてもいいと思うし、自分の中で「この人に怒っている」と思うだけでもいいと思う。

皆さんには、ありがとうの乱用者に苦しんで欲しくない。
この人はおかしい、例え感謝されてもこの人のために動きたくない。
そう思ってもいいと私は思う。

そんな自分を心の狭い人間だと思わなくていい。
おそらくあなたは十分許している。