登山初心者のための韓国岳(からくにだけ)ご来光登山

「あ」の人「ひ」の人

1年の初めに韓国岳から初日の出を見たいと思っている人
特に普段登山をしない体力に自信のない人に向けて紹介します。

「あ」の人「ひ」の人は2025年の1月1日に大浪池登山口からの登山をしました。
当日の天気予報晴れ、予想最低気温-8℃想像以上の寒さが予想されていた。

持って行くもの

最低限
・手袋(厚め)
・ニット帽
・ネックウォーマー
・極暖(シャツ・レギンス)
・ウインドブレーカー
・登山靴 or トレッキングシューズ
・ライト(街灯もなく、本当に真っ暗であるため。必ず持って行く)
・食べ物、飲み物

あったら便利
・ホッカイロ
・厚めの靴下
・ヘッドライト(手を塞がないため非常に便利)
・汗拭き用のタオル

アイゼンは、この年は、12月30日から晴れで当日も雨や雪の予報はなかったため、必要なかった。しかし、-8℃となると前日に雨が降った場合は、持って行った方がよいかもしれない。

登山時間

約2時間20分
ネットには、90分と書いていたが、私は登るのに2時間20分かかった。体力に自信が無い人は、こちらを参考にしたらよい。ゆっくり歩き、休憩もしっかりとった方が少し楽に登山できるはずだ。

オススメのタイムスケジュール


4:00 大浪の池登山口到着(トイレを済ませる)
4:15 登山開始
6:35 山頂到着
7:10 ご来光

上記のスケジュールは、私が実際に登山をした経験からこうすればよかったという感想で作った。

実際のスケージュール

これから、紹介するのは、私が実際にご来光登山を行ったスケージュールだ。

2:00 霧島市の実家を車で出発
大浪池登山口の駐車場は無料であるため、早くいかないと車を停められないと思い、早めに行く必要があると思った。

2:50 大浪の池登山口到着
車は2台ほどしかなく完全に早すぎた。大学生の男女グループがいたためなかなか賑やか。
この日はラッキーにも新月だったため、とてつもなくきれいな星を見ることができた。
大浪の池登山口の駐車場にはトイレがあるため、出発前に行くとよい。

3:10 仮眠
さすがに寝不足は悪いためここで仮眠をとる

4:00 一度起きる
大学生の集団の声がしないため出発したのかと思ったのだが、
ネットで大浪の池登山口からの登山時間は約90分と書いていた。
6:30に到着すればよいと考えていたため、5:00に出ようということでもう一度寝ることになった

4:30 最後のトイレ

4:50 出発
結局予定より少し早く出発した。

5:40 大浪の池に到着
正直思っていたよりもきつかった。時間もかかった。
韓国岳を見上げると大量の小さな光が見えた。みんなとっくに到着してるんだな。
正直寒さとトイレを心配して、早く出ることをためらっていたため、自分の判断をこのとき賢いと思っていた。驚くほど星がきれいでそして風が無い。

6:00 大浪の池の周りを歩行中
大浪の池を回っていた。多分地図の赤丸らへんを歩いていたように思う。
なんか空がうっすらオレンジがかっているような。嫌な予感。
正直大浪の池の周りが終わってから、地獄の階段があるため、そこで休憩しながら登るためには、このタイミングでこの場所にいるのはまずい気がする。

霧島ジオパークフィールドマップ2から引用

6:40 地獄の階段
かなり明るい。なのに階段が始まったばかりでこれ本当に間に合うの?
予定ではとっくについている予定だった。
まずい、階段が多くてきつい。休憩したい、休憩すると間に合わないかもしれない。
このときに、ご来光に間に合わないのではという最悪の事態が脳裏をよぎった。
私はこの日を半年以上楽しみにしていた。それなのに、すべてが台無しになる気がして。
うろたえた。

7:00 絶望
かなり明るい。もう絶対太陽登ってるよ、どうしよう。
引き返したい。でもここまで来たら登るしかない。

7:05 山頂到着
かなり明るかった。しかし、太陽がどこにも見当たらない。もしかして、まだ登ってない?
間に合った。本当に良かった。
以下が、7:07に撮影した写真だ。

大浪の池と遠くに桜島が見えた。

7:10 ご来光
少しずつ遠くに、オレンジの明るい光が見えた。
天気は快晴で最高のご来光を拝むことができた。
山頂は想像を超えて風が強かった。
卓上のガスコンロをもってチキンラーメンを食べようと思ったが、風が強く。まともに使えなかった。
アウトドア用のガスバーナーか、魔法瓶にお湯を入れることをお勧めする。

8:00 下山開始

10:10 大浪の池到着

10:40 大浪の池登山口到着
下山には、なぜか2時間40分もかかった。時間に追われていないため話しながらゆっくり下った。下山中に山頂で食べられなかったチキンラーメンと暖かい飲み物を飲んだりして休憩時間も長かった。

まとめ

トイレに行きたくなることにおびえてギリギリ出たために、怖い目にあった。
登山中はほとんど風が吹いていなかったが、山頂は非常に風が強かったため、
山頂で長く待つのもそれはそれで大変だと思う。
登山はどれだけ寒くても汗をかく。山頂は氷点下なので、本当に体が冷えた。
ご来光は逃すわけにはいかないため、携帯トイレを持って行くなどの対策も必要であると思った。
あと、大浪の池からの登山は意外と人気が無いと思った。おそらくえびの高原有料駐車場に停めている人がほとんどだと感じた。
大浪の池登山口に車が少ないのに、山頂にはおそらく200人ほどいたように感じる。

韓国岳でのご来光登山を検討している人たちはぜひ参考にしてほしい。

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